ガタカ(2010-06-25, 布田)

作品紹介

1997年公開のアメリカのSF映画。『GATTACA』というタイトルに含まれるA、T、G、Cという四つのアルファベットはDNAを構成するヌクレオチドが持つ四つの塩基 A:アデニン T:チミン G:グアニン C:シトシン を意味している。アメリカでの興行成績は振るわなかった(主演のユマサーマン曰く『内容のある映画はアメリカではヒットしない』とのこと)。監督はアンドリュー・ニコル(トゥルーマンショーとかターミナルの監督。僕はまだ観ていないがいい作品らしい)。伊集院光が自身のラジオで絶賛した作品。人生の敗北者の心をくすぐるようなストーリー、美しい音楽。僕はニート時代にクライマックスのシーンだけを何度も繰り返しみていた。

あらすじ

差別の基準が肌の色から遺伝子へと移行した未来社会が舞台。この世界では、出生前のDNA操作によって優れた知的および身体能力を持って生まれた「適正者」が、自然な出産で生まれた、能力的に平凡な「不適正者」を支配する社会が出来上がっていた。両親の意向により運命を科学ではなく神に委ねられてこの世に生を受けた主人公のヴィンセントは先天的に多くの身体的ハンディを抱えた文句なしの「不適正者」であった。ヴィンセントは成長していくにつれ、宇宙飛行士になりたいという夢を抱くようになるが、不適正者である彼には叶わぬ願いであった。夢を諦めきれないヴィンセントは宇宙局「ガタカ」で清掃員として働く日々を送っていたが、ある日DNAブローカーの仲介を経て水泳の銀メダリストであり将来を嘱望されていたが自殺未遂の末歩行不能になった「適正者」ジェロームのDNA情報を買い取り、彼に成り済ますことでガタカの局員となることに成功する。しかし、あるきっかけから彼は殺人事件を引き起こしてしまい、成長して刑事となっていた「適正者」弟のアントンも絡み、やがてヴィンセントは追い詰められてゆく。

主要キャスト

ビンセント・アントン・フリーマン…イーサン・ホーク
アイリーン・カシーニ…ユマ・サーマン
ジェローム・ユージーン・モロー…ジュード・ロウ

論点的なもの

  1. 作品を観たうえで、感想をどうぞ。好きなシーンなどあればそれも併せて。(ちなみに僕の好きなシーンは、殺人事件の容疑者をおって検問をかけていた警察を見たヴィンセントがコンタクトレンズを華麗に外すシーン、風にさらわれる髪の毛のシーン、不適正者の息子をもつ医者が、同じく不適正者であり、なおかつ遺伝子的ハンディに負けず夢を叶えたヴィンセントに希望を見出し、彼を見逃して宇宙に送り出すシーン、ラストのヴィンセントと弟アントンの一騎打ち、ヴィンセントとジェロームの最後の対話のシーン。炎に照らされて初めて金色に輝く銀メダル)
  2. なぜジェロームは最後に死を選んだのか?個人的な考えを色々述べてください。(ずっと頂点に立てなかった自分の代わりにヴィンセントが夢を叶え、思い残すことが無くなったから、ジェロームは二人もいらないから、など)
  3. 遺伝子操作を施されて生まれ変われるとしたら自分のどのへんをどうしたいか?(知能、身長、運動能力、頭髪etc)

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