谷山浩子「悲しみの時計少女」(2009/5/28, 草野)

あらすじ

“時計中毒患者”の『私』が、なんと腕時計を忘れて出かけてしまった。彼と待ち合わせの喫茶店にも、何故か時計が・・・無い!不安になる『私』のまえに、見ず知らずの「彼」と時計の顔をした「時計少女」が現れる。そして『私』は二人につれられて、異次元の世界へと旅していく・・・。

原作者紹介

谷山浩子(1958~)。1972年、アルバム『静かでいいな~谷山浩子15の世界~』とシングル『銀河系はやっぱりまわってる』をリリースしシンガーソングライターをデビュー、その後歌手活動の傍らいくつかの小説を出版するもそのほとんどは現在では絶版であり入手には相当の困難を伴う。最近では2008年にニューアルバム『タマで弾き語り』を発表。

この作品および原作について

この作品は谷山浩子の小説『悲しみの時計少女』を基に1992年にNHK-FMの番組『サウンド夢工房』にて放送されたものである、その後視聴者のリクエストにより、2007年に『青春アドベンチャー』にて再放送されるもCD化の予定はない。

原作小説は1991年にサンリオから出版、現在は絶版であり国立国会図書館にでも行かないと読むことはできない。まさに隠れた名作(迷作?)といえるだろう。

登場人物

浩子 時計中毒患者、時刻を確認しないと人とサボテンの区別もつかないあいまいな人間になってしまう。ツッコミ役。

時計少女 時計の顔をしている少女、ただし顔の時計には針がついていないので時刻は確認できない。天然キャラ。

サカナ男 浩子の元彼氏だと主張。スマートでイケメン、女の子にもてそうだが如何せん眼が魚そっくり。中盤、登場しなくなる空気キャラ。

論点

おまけ

復刊ドットコム 『悲しみの時計少女』復刊リクエスト投票

たのみこむ 『悲しみの時計少女』CD化企画

読書会まとめ

ラジオドラマという特殊な媒体であったためか、それとも単に本編が長すぎたためか全てを聞けた人はあまりいなく、有意義な議論はできなかった。仕方がなく谷山浩子さんの曲『素晴らしき紅マグロの世界』と『たんぽぽ食べて』の熱唱をもって幕は閉じられた


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