開催日:2004/10/15
レポーター:廣井
課題:『機動戦士ガンダムSEED Destiny』「phase01 怒れる瞳」
RESUME
『機動戦士ガンダムSEED Destiny』「phase01 怒れる瞳」
1.SEEDについて
● 『機動戦士ガンダムSEED』についておさらい
「SEED」のことは各自ある程度知っていると思うが、「Destiny」に入る前にここでもう一度前回の作品をまとめておく。
1.世界設定(本編が始まる前までの歴史)
・A.D.末期
資源の枯渇、環境汚染などによりR.C.War(再構築戦争)が勃発。このとき各国で排他的経済ブロ
ックを構築、国家統合、再編などが行われつつ戦争は続いた。やがて核兵器をも利用した戦争は何とか終結し、最後の核が使われた年がC.E.(コズミック・イラ)元年と定められた。
・C.E.40まで
戦争が終結すると、大国を中心とした連邦が形成されていき、宇宙開発が進む。また、遺伝子操作技術が阯界中に広がり、国際条約により禁止されたが、秘密裏に研究が進められ、やがて成長した第1世代コーディネイターたちが各分野で活躍し始める。
・C.E.60まで
宇宙開発が進み、各連邦は宇宙コロニー(P.L.A.N.T)を建造し、コーディネイターたちは活躍の場を宇宙へと移していく。オーナー国からプラント側への要求は次第に厳しいものになっていく一方、プラント側もまた自治権や自主権を訴え始め、地球側とプラントの問に車L櫟が生じ始める。(同時に反コーディネイター運動も活発化)
・C.E,70まで
プラント自治権の獲得を目指す「黄道同盟」が誕生。ブルーコスモスによるコーディネイターへのテロが過激化すると、黄道同盟は軍事組織「自由条約黄道同盟(Z.A.F.T.)」と改名し、武力により連邦の宇宙軍を排除し始める。国連により話し合いの場がもたれるも、爆弾テロにより国連首脳陣の多くが死亡する結果となる。
・C.E.70年代
連邦各国は無力化した国連に変わり「地球連合」を成立。Z.A,ETに宣戦布告すると、ごく一部の
ザフト支援国家を除く地球側対ザフトを中心とするプラント側の全面戦争が始まる。
・本編のちょっと前
戦争の開戦後連合はプラント側の戦意をそぎ早期に決着をつけるべく、豊業プラント「ユニウスセブン」を核兵器により破壊するが、この作戦は裏日に出ることとなる。この事件に激怒したプラント側は地球にニュートロンジャマーを散布し、核工.ネルギーの使用を不可能にする。こうして連合は深刻なエネルギー不足に陥り、プ.ラント側の新兵器「MS」にも苦戦を強いられ、当初連合側が圧倒的有利とされていた戦争は、一進一退の膠着状態となっていった。
2.本編あらすじ
・phase1からphase13
本編中には大きく分けると3つの勢力がある。地球連合とプラント、そしてどちらにも属さない中立国の「オーブ」である。物語はザフトが、オーブのコロニーで連合の新兵器が開発されているという情報を入手し、そのコロニーを蓑撃することから始まる。コロニーで開発されていた新兵器/GATシリーズ」5体のうち4体はザフトに奪われるが、そのうち1体とGATシリーズの母艦アークエンジェルは主人公キラの活躍でなんとか難を逃れ、地球の連合本部に向かうこととなる。途中キラの幼馴染であるアスランカ所属するザフト軍の攻撃を幾度も受けながら、なんとかアークエンジェルとキラたちは地球に降下する。
<知っていてほしいこと>
・キラとアスラン
かつての友人だったキラとアスランはオーブの民間人とザフトの軍人という立揚で再開する。しかし、キラはオーブの友人を守るため連合側のMSに乗り、アスランと対峙することになる。アスランは戦場でキラと出会うたびに「コーディネイターなのだからプラント側に来い」とキラを説得しようとするが、結局キラは友人達のために連合側に残ることになる。
・ラクス
アスランの婚約者一。プラントのアイドル的な存在であるが、事故で宇宙を漂流していたところをアークエンジェルに拾われ、キラと出会う。このとき少なからずキラに好意を持ったようだ。
・フレイ
自分の父親を助けてくれなかったとキラを逆恨み。婚約者(キラの親友)がいるにもかかわらず、自分に好意を持っているキラの下心を利用して戦場に駆り立てるため、キラと関係を持っ。
ザ種割れキラがピンチに陥ると、なんかの種が割れる映像が流れいきなりキラが強くなる。アスラン、カガリにもこの「種割れ」がある。あまり知られていないらしいが、ラクスも種割れしたことがある。
phasel4からphase28
何とか地球に降下したものの、ザフトの攻撃により降ドポイントが大きくずれてしまい、ザフトの勢力圏に降りてしまう。レジスタンス組織の手をかりながら、何とか砂漠を抜サるがそれでもアスラン達の追撃は続く。傷ついたアークエンジェルはオーブに逃げ込む。
〈知っていてほしいこと〉
・カガリ
オーブのコロニーでキラに助けられ、その後は地球でザフトのレジスタンス組繊に参加していたところをキラと再開し、そのままアークエンジェルに乗り込むことになる。実はオーブのお姫様である。
・カガリとアスラン
スカイグラスパーで出撃したカガリは撃墜され、無入島に不時着する。そこで彼女は仲間とはぐれたアスランと出会うことになる。最一初は敵対していた二人だが次第に打ち解ける。
phase29からphase31
修理を終えたアークエンジェルがオーブから出てくると、アスラン達の部隊はすかさず攻撃を仕掛けてくる。キラとアスランは互いに大切な友入を殺され瀕しくぶつかり合い、ストライクに組み付いたイージスの自爆(アスランは無事脱出)によりキラは行方不明になり、ストライクも大破してしまう。多大な被害を受けながらもアークエンジェルは連合本部に到着する。
phase32からphase34
行々不明になっていたキラはプラントに関わりのある人間に助けられ生きていて、ラクスの家にいた。アラスカに到着したアークエンジェルはナタ.ル、フレイ、ムウの三人が転属命令、それ以外のメンバーはアラスカの警備に当てられた。しかし、それはザフトによる本部総攻撃「オペレーション・スピットブレイク」があることを知った.ヒで、アークエンジェルらを囮とし、本部もろともサイクロプスで敵軍を.一掃しようとする連合の作戦だった。スピットブレイクが始まったことを知ると、キラはラクスから与えられたザフトの新型MSフリーダムを駆り、再び戦場へと向かった。
<知っていて欲しいこと>
・ばれていたオペレーション・スピットブレイク
オペレーション・スピットブレイクがアラスカを狙った作戦であることは、ザフト内でも極秘中の極秘であり、見方軍も別の基地を攻撃する作戦だと知らされていた。しかしそれはなぜか連邦側にもれている。これは、人類滅亡をもくろむクルーゼとブルーコスモスのアズラエルとの問に裏のつながりがあったためである。
・すっかりキラがお気に入りのラクス
アスランという婚約者がいながら、志が同じだからという理由だけでわが身も省みず軍の重要機密であるフリーダムをキラに渡し、さらに別れ際にほっぺにキス。あれ?アスランとも別れ際に普通にキスしてたような…。はたして彼女に貞操観念というものはあるのだろうか。キラの何に惹かれてアスランを裏切ったかも謎。
・ニュートロンジャマーキャンセラー
これによりニュートロンジャマーの効果は打ち消され、核エネルギーをMSの.動力として利用可能となり、出力はストライクの4倍、稼働時間無限という恩恵が得られるようになった。フリーダム、ジャスティス、プロヴィデンスの3体に搭載されている。
・クルーゼに連れて行かれるフレイ
アラスカ基地が攻撃を受けているとき、クルーゼ隊長基地内部に進入しそこで見つけたフレイをそのまま拉致。どうでもいいことだが、フレイの父とクルーゼは同じ声。ちなみに、転属されたムウはアークエンジェルに戻ってきた。
phase35からphase37
駆けつけたキラの活躍により、アークエンジェルはなんとかサイクロプスの爆発を免れる。しかし、任務を放棄し敵前逃亡した状態なため、連邦軍に戻るわけにもいかずとりあえずオーブに行くことに。一方プラントに戻ったアスランはラクスが裏切り者として指名手配されていること知る。ラクスに会い、裏切った理.由を問い詰めるも、逆に何のために何と戦うのかをきかれ自分の信念が揺らぎ始める。そんな中アスランに下された新たな任務はプリーダムの破壊であった。自分の止義に疑閤を抱きつつも、アスランはジャ.スティスで地球に向かう。
phase38からphase40
ザフトの地球進行作戦は激化し、連合軍はオーブに支援を要求する。オーブがそれを拒否したことで連合軍はオーブへの侵攻を開始するが、アークエンジェルやフリーダム、それにオーブ側に加わったアスランなどの活躍により一時は連合を退けた。しかし、圧倒的な物量を誇る連合軍の前にもはやオーブ側の負けは見えていた。そこでオーブの指導者ウズミは、アークエンジェルとカガリを宇宙に逃がし、オーブを自爆させる。ちなみにDestinyの主人公シンが家族を失ったのはこの連合によるオーブ侵攻作戦のときである。
<知っていてほしいこと>
・カガリとキラ
オーブ脱出直前カガリは、父ウズミから白分が本当の娘ではなくキラの双子の姉であることを知らされる。
・キラとアスラン
キラは今の「ナチュラルだから」「コーディネイターだから」という戦争の理由に疑問を感じ、なんのために戦うかが重要であると考え連合、ザフトどちらにも属さず戦うという。その考えにアスランは共感しともに戦うことを決意する。
phase41からphase46
宇宙に逃れると、アスランは父であるプラント最高評。我会議長バトリソク・ザラのもとに..度戻り、この戦争をおこした真意を問うが、その答えはあまりにも独善的なものだった。アスランは父と完全に決別し、ラクスとともに新造艦エターナルでキラ達と再び合流する。また、クルーゼの策略によりNジャマーキャンセラーの情報が連合に渡る。こうして連合軍は再び核の使用が可能となり、プラント本国への侵攻を開始する。
<知っていてほしいこと>
・第3勢カ
ザフト、連合どちらにも加担せず、対立する両者の憎しみの連鎖を断つべく行動する。母艦はアークエンジェル、クサナギ、エターナル。MSではフリーダム、ジャスティス(+ミーティア)、ストライク、バスター、Mユアストレイなど少数ながら強力な戦力を保持する。
・キラの正体
コーディネイターの子供を作るというのは、人工授精の後、発現させたい形質が子供に現れるように受精卵を加工して、それを母親に体内に着床させるというやり方が一般的であるらしい(うる覚え)。しかし、妊娠時の母体という不確定要素があるため、予想通りの子供が生まれてこないこともある。遺伝子操作技術かなんかを研究しているキラの本当の父親ヒビキ博士は、その不確定要素を取り除き完壁なコーディネイターを作るべく、自分と助手(?)である妻の遺伝子を使って人工子宮によりキラを作った。また、カガリはキラが生まれたのと同時期に妊娠していたキラの母親の母体から普通に生まれた子供。当然ナチュラル。
・クルーゼの正体
クルーゼはフラガの父親のクローンだったことが判明。クローン技術はC.E.においては禁止されていたが、自分の子供であるムウが気に入らなかったフラガパパは、金にものをいわせ無理やりクローンを作りその子を跡取りにしようとする。しかし、クローン技術は完壁ではなく、確一かテロメアに異常があって薬がないと生きられないとか(詳しいことは忘れた)。そんな不完全な自分を生み出したり、エゴの塊だったりする人類を恨んでいるそうだが、なぜ人類滅亡を企むようになったかの理由づけはなんとなく曖昧。なぜ顔を隠すのかも謎。
phase48からphase50
ついに連合側は、核兵器を使用しプラント本国に侵攻してきた。対するプラント側も最終兵器である巨大ガンマ線レーザー砲ジェネシスで応戦する。ナチュラルとコーディネイターのお互い相容れない考えは強大な力となりぶつかり合う。それは、人類を滅亡させ得る壮絶な戦いであった。しかし、キラたち第3勢力の介入で、連合側の核はプラントに打たれる前に打ち落とされ、ジェネシスもまた、ジャスティスの自爆により破壊される。かくして人類滅亡への戦闘は回避され、互いに甚大な被害を被った連合、プラントの両者は停戦協定を結ぶことになる。
<知っていてはしいこと>
・両国の被害状況
最終決戦で連合側は艦隊の半数以上が壊滅。また月面基地も失った。一方プラント側もニュートロンジャマーの効果を打ち消され、切り札のジェネシスも失った。互いに決め手を失い、勢力としては五分五分といった感じである。
ここには書いてないことで、SEEDのストーリーにっいて疑問や分からないことがあったら知ってそうな人にどんどん闘きましょう。
●SEEDとは
「機動戦士ガンダムSEED」を全話見た人でも「SEEDってどういう意味?」と聞かれると答えに困ってしまうのではないだろうか。ストーリーをざっと見てみても「SEED」なんて言葉はなかなか見つからない。こういったケースはガンダムシリーズ全体を見てみても初めてのことだ。タイトルはたいていの場合主人公の乗るガンダムの名前なのであるが、(そうでないものもあるが、何を言わんとしているかは大体一口で分かるものばかり)「ガンダムSEED」にシードガンダムなんて出てこない。SEEDとは一体なにを意味しているのだろうか。私の記憶では、SEEDという言葉の直接的な説明があったのはphase26の1話だけであり、それによるとSEEDとは「Superior
Evolutionary Element Destined-factor(種の進化的要素を決定づける因子)」の略であり、C.E.の科学技術をもってしてもその存在を証明できない仮説上の存在であるという。SEEDが発現したものは人類のひとつ上のステージに進む可能性があるとされており、その発現条件にコーディネイター、ナチュラルの違いは関係ないという。そして、このSEEDを持つものは劇中で出てくる人物としてはキラ、アスラン、ラクス、カガリの4人だけである。この4人が「人類の新たなるステージに進む可能性がある」ということになるが、新たなるステージとはどういうことだろうか。コーディネイター達は遺伝子を人為的に調整することで優れた能力を身につけ、自分達こそ進化した人類だと主張した。SEEDの発現にナチュラルかコーディネイターかが関係ないことから、SEEDを持つものが進み得る新たなステージとはこれとはまったく違う形の進化とも考えられる。また、SEEDを持つものは皆「種割れ」を起こすが、それとSEEDとの関係も明らかになっていない。結局この「SEED」という謎の言葉を残したまま「機動戦士ガンダムSEED」は終わってしまった。この謎はSEEDの名を継ぐDestinyで解明されるのであろうか。それとも……。
●断ち切れない憎しみの連鎖
キラたちの奮開によりナチュラルとコーディネイターの戦争は一応終結し、停戦協定が結ばれることになる。しかし、両者の間の軋蝶はいまだに消えていない。コーディ.ネイターはナチュラルを見下し、逆にナチュラルはコーディネイターを妬み、嫌悪する。この憎しみの連鎖はどちらかが存在しなくなるまで無くなることはないのでしょうか。この間に対する回答はSEEDでは出されていない。Destinyではそこのところの決着をどうっけるのかも気になるところ。
2.Destillyについて
●スタッフ
SEEDからの変更は特になし。
原作 矢立肇(劇場版COWBOYBEBOP、エスカフローネ、劇場版W EndlessWaltz)
富野由悠季(機動戦士ガンダム、伝説巨人イデオン、ブレンパワードなど)
監督 福田己津央(新世紀GPXサイバーフォーミュラーSIN、ZERO、11)
シリーズ構成 両澤千晶(新世紀GPXサイバーフォーミュラーSAGA)
キャラクターデザイン 平井久司(無限のリヴァイアス、スクライド、蒼弩のファフナー)
メカニックデザイン 大河原邦男(装甲騎兵ボトムズ、タイムボカン、ヤッターマン)
山根公利(スプリガン、エスカフロー.ネ、劇場版COWBOYBEBOP)
美術監督 池田繁美(逆襲のシャア、F91、劇場版∀)
音響監督 藤野貞義(超人ロック、逆λのシャア)
●メインキャラクターとキャスト
シン・アスカ 鈴村健一(「真月言輩月姫」の遠野志貴や「十二国記」の楽俊)
連合軍のオーブ侵攻時に戦火に巻き込まれ家族を失い、プラントに亡命したコーディ.ネイター。以後ザフトのエリートパイロット集団トソプガンに入隊し、新型MSインパルスのパイロットになる。今も過去の悲しい記憶にとらわれ、戦争を激しく憎んでいる。
ルナマリア・ホーク 坂本真綾(「ラーゼフォン」の美嶋玲香役、その他「エスカフn一ネ」の神埼ひとみ、「Kanon」の天野美汐)。1話ではあまり登場しなかったが、本作のヒロイン候補。コーディネイターであり、シンと同じトソプガン。勝ち気でお姉キャラ、シンとは姉弟みたいな関係といううわさ。ちなみにミニスカートだけど赤いザク(3倍の機動力があるわけではなさそう)のパイロットである。
アスラン・ザラ 石田彰(「エヴァ」の渚カヲル役、「スレイヤーズ」のゼロス「ベルセルク」のジュドー)
キラの幼馴染みで、SEED第2の主人公。もともとザフトのトップガンであり今はオーブに亡命し、偽名を名乗ってカガリのボディーガードとなっている。腐女子たちの絶大な支持を得てDestinyでも主役クラス。
カガリ・ユラ・アスハ 進藤尚美(「十二国記」李斎役、他には「ステルヴィア」のレイラとか。最近「舞一Hime」でも見かけた)
オーブの元代表ウヅミの娘(養女)で、遺伝子的にはキラの双子の姉にあたる。今は亡き父の志を継ぎ、オーブの首長となっている。
レイ・ザ・バレル 関俊彦(「SEED」のクルーゼ役あと「最遊記」の三蔵とか「ガンダムW」のデュオ)
ミネルバのクルーで、ザクファントムのパイロット。沈着冷静でシンたちのリーダー的存在であり、キラ、アスランの人気を脅かすほどの美系キャラ。ちなみに、テレビシリーズの放送が開始されるまで声優が公開されなかった意味深なキャラでもある(1話では一度も台詞らしい台詞がなかった)。やはりクルーゼと何らかのつながりがあるのだろうか。
メイリン・ホーク 折笠富美子(「鋼の錬金術師」のリビア、「最終兵器彼女」のちせ、「∀」のドナ)
ミネルバのオペレーターでルナマリアの妹。製作スタッフ曰く「よくいる月.えん坊のかわいい子です。「ね一ね一コレやって一」とか「あの子がもってるもの、私も欲しいな一」とか。そして周囲の男の子がみんなカンチガイするという、そういうタイプ」の女の子。1話ではシンが出撃するときの声だけ出演。
ステラ・ルーシュ 桑島法子(「SEED」のフレイとナタル、「ナデシコ」のユリカ、「あずまんが」の神楽)
本作第2のヒロイン候補。1話からいきなり電波っぽい動きをみせていたところ、主人公のラッキースケベ攻撃に遭う。連合のパイロットでガイアガンダムに搭乗する。
アウル・ニーダ 森田成一(「FFX」のティーダ。また、モーションキャブチャーで「FFV皿」のゼルの動きをやった人でもある。)
連合のパイロットで青髪、童顔の少年。アビスガンダムを奪取する。
スティング・オークレー 諏訪部順一(「FFX」シーモア、「テニスの土子様」の跡部など)
SEEDにしては珍しいあまり美系ではないキャラvしかし、その露出度の高い服のセンスはただ者ではない。カオスガンダムを奪う。
ギルバード・デュランダル 池田秀一(「橡動戦士ガンダム」シャア、「るろ剣」の師匠など)
プラント最高評議会議長。前議長バトリソク・ザラとは逆にナチュラルとの融和をはかるクライン派の人間。声はおろかしゃべり方までシャアそっくり。また、ファースト信者達にたたかれるのだろうか。
タリア・グラディス 小山茉美(「機動戦士ガンダム」キリシア・ザビ、「キテレツiのコロ助、「Drスランプ」のアラレちゃんなど)
シン達の母艦ミネルバの艦長。なんと声はあのキリシア様!デュランダルと並びバッシング対象の急先鐸。
●SEED最終回後からDestinyphase01までのあらすじ
C.E.71.9.26第2次ヤキン・ドゥー工攻防戦をもって連合とプラントは停戦協定を締結。一時は和解に向かうかと思われたが、C.E.72.3.10「ユニウス条約」の締結により両者は極秘裏に新型兵器の開発に着手する。C.E73.10.オーブの代表首長になりオーブを再建したカガリは、先の戦争で流出したオーブの技術と人的資源の軍事利用をやめさせるため、新設されたコロニー「アーモリーワン」でプラント最高評議会議長ギルバード・デュランダルと極秘の会談を行う。そんな中、連合軍のMSパイロットにより、新開発された3機のガンダムが強奪される事件が起きる。カガリの私的ボディーガードとして同行していたアスランは、ザフトの新型量産期ザクで応戦するが2体のG相手に苫戦を強いられる。そのとき2体のGの前にもう1機のGが立ちはだかる。そのコックピットにはかつてオーブで家族を失ったコーディネイター、シン・アスカの姿があった。二刀を連結したアンビデクストラトスフォームでエクスカリバー対艦刀を構え、シンは叫ぶ。
「何でこんなことを…、また戦争がしたいのか、あんたたちは!」
●今後の展開(phase04まで)
アーモリーワンにミラージュコロイドを装備した連合の新型艦が現れ、奪取した3機のGを収容し逃走する。ザフトの新造艦ミネルバは、シンや避難してきたカガリとアスランを乗せ連合の艦を追う。敵艦を捕捉し、出撃するシンだが、それはダミーであり逆にミネルバが敵の攻撃に晒されることになる。
●ポイント
・プロローグ
記念すべきDestinyの最初のシーンは主人公が両親と妹を失うところ。SEEDにも入間の死を扱ったシーンは大量にあったが、そのほとんどは名もない兵士や影の薄い脇役の死であり、このように家族のような自分に近い人間の死はガンダムにしては少なかったように思える。Destinyは最初にこのシーンを出すことで前作とのつながりを視聴者に強く意識させながら、前回のような三人称複数の死ではなく、限りなぐ一に近い「人称の死を描一き、前作からある反戦的テーマを強調しているように感じられる。
・オープニング
オープニングが始まるとすごい勢いで意味深なシーンが連続する。
@レイとネオ
コロニー「メンデル」の内部をバックに向かい合うレイとネオ(連合側の仮面男。ステラ達の隊長)。場所といいキャラといい、クルーゼの影を強く意識させられる。やはりこの「人のうちどちらかは(もしくは両方とも)クルーゼと関係があるのだろうか。また、本編中にデュランダルとレイの特別な関係を暗示するシーンもある。
ASEEDキャラのその後
彼氏が死んだら敵だったはずのディアッカが気になりだしたミリアリアは、今は戦場カメラマンをやっているようだ。ザフトの軍入に戻った様子のディアソカとはもう何の関わりもないみたい。一方ディアッカと昔よくつるんでたイザークも彼と同じでザフトの軍人のようだが、着てる服はクルーゼと同じ隊長服。いや一、前作ずっとやられ役だった君も出世したしたんだね。僕はうれしいよ。一あなたの仕事は戦後のほうが多くなるのよ。」というエザリアママの言葉を思い出します。シホたんに「ジュール隊長」とか呼ばれてるんだろうねー。マリューさんとバルトフェルドも意味なく登場Destinyでも物語に絡んでくるかどうかは謎。
Bキラ、ラクス、アスラン
実際のところキラとラクスが出てくるかどうかはまだ決定していないとのこと。このオープニングの映像は妄想好きな女性視聴者へのサービスといったところだろう。
Cシンとステラ
今回のヒロインは声が坂本さんということもあり、すっかりルナマリアだとばかり思っていたが、オープニングではなんとシンとステラが……(例によってやはりハダカ)。確かにシンの姉的存在というルナマリアのキャラほだそうと確定したわけではないが)を考えるとそのほうが自然のように思える。
Dシンとキラ
これまた気になる組み合わせ。催かにシンの家族が死ぬ直接的原因となったのは、キラであるとも考えられる。そうなればこの「人が後に衝突することになるのもあり得ないことではないように思える。しかし、フリーダムは前回の戦いで大破しているし、そのパイロソトがキラであることをおそらくシンは知らないであろうから、この様なことになる可能性は、キラが登場するかどうかも分からない現時点では低いと言わざるを得ない。
・ユニウス条約
連合、プラント問に結ばれた停戦条約,Nジャマーキャンセラーやミラージュコロイドの使用が禁止されたが、
この条約により新たな戦争の枠組みが決まり、両軍の新兵器開発のきっかけとなる。
・G.U.N.D.A.M.
今回のガンダムは5体ともザフト製で「セカンドステージシリーズ」と呼ばれ、各機体にはユニウス条約を踏まえた様々な新兵器が搭載されている。まず一つ目は5体のGに共通して搭載されている「デュートリオンビーム送電システム」。Nジャマーキャンセラーの禁止をうけ、MSの行動時間延長のために開発されたシステムであり、母艦からMSヘワイヤレスでエネルギーの供給を可能とするもので、核エンジンなしでPS装甲などのエネルギー消費の激しいシステムを長時間使用するために考案されたものであると考えられる。また、セカンドステージシリーズの5体にはそれぞれ独自の変形機構が採用されている。戦闘機型MAに変形するセイバー、かつての地上用MAバクゥに近い4足歩行MAに変形するガイア、水中用MAに変形するアビス、イージスに近い強装用MAに変形するカオス、そして3機の戦闘機に分離するコアスプレンダーシステムとストライカーパックシステムのコンセプトを受け継いだシルエットシステムとVPS装甲を搭載したインパルスなど各機がまったく異なった運用コンセプトに基づいて変形する。これは、セカンドステージシリーズが様々な状況に対応した新たなMS、MAの開発のための試験的なMS開発計画であるためと考えられる。これこそ現代のユビキタス社会を支えるためザフトが提案する新たなソリューション、「トランスフォームソリューション」と呼べるでしょう。(単なる関連商品がらみの問題だとは思うんですがね、子供たちが喜ぶし、ついでに僕も喜ぶからいいじゃんとあえて弁護してみるテスト)
どうでもいいことですが、今回OSの名称は「Generation Unrestricted Network Drive Assault Module」
・その他MS
今回、ザフトの新型量産機はなんとザク。次期主力MS開発計画「ニューミレニアムシリーズ」の第1期モデルで、SEEDに出てきたGよりもこちらの方が性能は.上とのこと(止式な名前はザク・ウォーリアー)。装備の変更、追加などで様々なバリエーションがあり、ルナマリアが乗るのは兵装バリエーションであるガーナ・ザクウォーリアー、レイやイザークが乗るのは上位機種にあたるザクファントム、連合側のストライク・ダガーやメヴィウス・ゼロもダガーL、エグザスという次世代機へ発展している。
・連合の3人
ステラ、アウル、スティングの3人は連合軍のMSパイロットであることを考えると、コーディネイターでないと考えられる。その彼らがコーディネイターOSのGを操れていたのは、前作連脊側で登場したオルガとかシャニ同様生態CPU(強化入間)であるためでしょう。前作の3人は薬がきれるといきなり苦しみだして使いものにならなくなったり、性格が破綻してたりと人問としても兵器としても問題があったのですが、今回の3人はそれに比べるとマトモそう。ステラの電波的行動もそれなら少しは説明がつくのではないでしょうか。
・前回以上にファーストを意識
前作はストーリーやシーンに多少ファーストと似ているところがあるだけだったのですが、今回はザクが出てきたり、シャアやキリシア様が声で出演など前作以上に直接的なファーストへの意識が感じられる。これは単なるファースト信者たちへのあてつけなのか、もしくは前作で獲得した新たなガンダムファンにファーストへの興味をもってもらうための策略なのか、ただファースト関係のものを出したかっただけなのか。製作者の意図やいかに。
3.SEEDに関する私見
今のガンダム市場は「V字回復」の時代であるという言葉を聞いたことがある。80年代のファーストを中心としたガンダムブーム以降、ガンダムシリーズは一部のマニアやライトファンのみに支えられているような冬の時代であった。そんな中、サンライズが立ち上げた「ガンダム・ビッグバンプロジェクト」や雑誌「ガンダムエース」の創刊などで、離れてしまっていた往年のファンや、新たな若年齢層ファンの獲得に成功し今ではMGシリーズをはじめとするガンプラやゲームなどでガンダム市場は再び息を吹き返しつつある。そんな中「21世紀のファーストを作る1と言ってスタートした「機動戦士ガンダムSEED」は当初の批半rj的意見とは裏腹に近年稀に見る大ヒットとなる。関連商品など売り上げ的には「21世紀のファースト」といっても恥ずかしくない。しかし、SEEDは本当に「21世紀のファースト」と呼べるのだろうか。この成功はただ、ガンダムシリーズが今のアニメ業界で生き残る方法を見つけただけなのではないだろうか。女性が強い現代のキャラクタービジネス市場で今流行の“美系キャラが繰り広げるちょっとキツめな人間ドラマ”。それがSEEDであり、ファーストの様な独特のリアルかつ人間くさいかっこよさのあるキャラや、数々の名台詞のような独自性に欠けている感は否めない。SEEDはうまく時代の流れに乗った作品であり、ファーストの様に一時代を築くような作品ではないのだ。故にSEED熱はファーストよりもずっと短い一過性のものであり、ガンダムファンの中で「ファースト世代」と同じようにこの作品で生まれたファンが「SEED世代」と呼ばれるほど大きな集団を形成することはないように思える。「2/世紀のファースト」と言うからには流行を利用するのではなく、作らなくてはならないのだ。
なにやら批判してばかりになってしまったが、私は決してSEEDが嫌いなわけではない。むしろ遺伝子操作の倫理や人種間の争いなど現代的なテーマを取り入れつつよく練られた世界設定や、複雑な物五を苦にさせないような丁寧なストーリーテリングなど、最.近のガンダムの中ではかなり出来がいいように思える。また、リアルっぽさを考えながらもケレン味やかっこよさを.重視したMS戦などもなかなか楽しめた。ただ、ファーストを名乗るには力不足というだけだ。
次にDestinyのことだが、これは続編というよりも完結編というふうに私は捉えている。SEEDは無駄にストーリーを複雑化しすぎたふしがあり、未解決で放置されたままの事柄が多く、それらの後始末がDestinyに課せられた最重要課題のように思える。SEEDがクソになるも名作になるもDestinyの出来次第だと私は考えている。(えっ、もうクソ確定なの?)
4.論点
●遺伝子を人為的操作された人間は差別されるのでしょうか
●コーディネイター、ナチュラル問の人種問題は解決するのでしょうか
●SEEDってなんだと思います?
●SEEDキャラはどれぐらい出てくるんでしょう
●ファーストを前作以上に意識してるようですが、なぜなんでしょう
●「21世紀のファーストガンダム」なんて作れるんでしょうか
<感想>
気付くと、たいした内容もないのにこんなに長くなってしまいました。「え一、マジガンヲタ?キモーイ。ガンヲタが許されるのは小学生までだよね、キャハハー」という出口先輩の声が聞こえてきます。アレもコレもといろいろ説明してたらこんなことになっちゃたんで、知っているところはガシガシ読み飛ばしてください(当初はもっと長かった)。SEEDをまったく知らない人でもある程度Destinyを見れるようになってもらうにはコレぐらいじゃあ足りないぐらいなんですがね。来週からみんなDestiny見てくれるといいな一。ちなみに明日の放送は5時からなので気をつけてくださいね。6時にTBSつけても野球がやってるだけですよ。(僕はもう予約済み)