開催日:2002/12/14
レポーター:海老原
課題:村上龍「ハワイアイン・ラプソディ」(『悲しき熱帯』)
RESUME
○あらすじ
ある日みんなの前に落ちてきたスーパーマン(残念だが、彼はもう年老いている)が、みんなの協力を得て宇宙へ飛んでいく(予定)の話。年老いたスーパーマンは飛ぶ力が衰えている。なかなか飛べない。ヘリに引っ張ってもらったりもする。スーパーマンのプライドを多少傷つけもするが。スーパーマンはヘリコプターの羽に巻き込まれてしまうが、それでも死なない。そして車椅子に乗りながら、不本意そうに風船おじさんと化して飛んでいく。
○好きなとこ
・誰もが思うが(私だけかも?)、「こいつデンパなだけじゃねえの?」という疑問。ところが、飛ぶ練習を積み重ねていくうちに、ついにスーパーマンは空中に浮くことに成功するのである。つまり、彼は本当のスーパーマンだったのだ!!
・気分転換に女を紹介するが、だめだよ、お年寄りにそんなことしちゃ。
・「決して死なない体」とあるが、本当にそうなのだろうか?
・「黒すぐりのシャーベット」ってどんな感じ?
・余談だが(この読書会自体が余談、とは言わないでおくれ)、私は龍と春樹がおぼれていて浮き輪がひとつしかなかったら、龍を助けます。理由はこの短編を書いたから。皆さんはどちらですか。
・とても悲しく、そして美しい話だと思いましたが。
COMMENTS
黒すぐりのシャーベットというのはどうやらカシスのことらしい。
「村上龍クササ」がまあ、あるのはしょうがないかもしれない(それが嫌いな人もいるし。実は自分もあんまり好きではなかったりもする)。
この『悲しき熱帯』という短編集自体はあまり面白くない。
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