DATA

開催日:2002/10/11
レポーター:関根
課題:ほりほねさいぞう「おんなのこくらぶ」

RESUME

〜METAMORPHOSIS EROTICISM〜
ほりほねさいぞう「おんなのこくらぶ」について

○挨拶
今回扱うのはただのエロマンガです。エロいかエロくないか、勝負はそこで決まるでしょう。しかし、エロマンガなんかやって大丈夫でしょうか。

○あらすじ
物語は年上の友人に誘われて廃屋らしき場所へ連れてこられた少年が、そこでおかしな目に遭うというもの。廃屋には胸が「頭よりでケエ」少女がおり、集まった男の子達が次々に唇を合わせると、体が女の子のものになってしまう。代わりに少女の胸が縮み、少年達の男根を股から生やすのだ。数人とキスをしたために少女の股には密生した茸のように男根が生えている。そして男根の生えた少女と女の子となった男の子が交じり合い、また男根を「返してもらった」少年と女の子のままの少年が交じり合う。主人公もまた「ちゅう」をして女の子の体となり、友人と「くたくたになるまで」することになったのである。

この話にはたくさんの状況が詰っている。異性愛、同性愛、アンドロギュヌス(ふたなりとか)、少女愛(ロリコンとも)、少年愛(ショタってやつ)が混ぜこぜになっており、登場人物達の属性は容易かつ不断に変化し得、しかもどれなのかを特定できない。少年が少女となり、アンドロギュヌスと交わる時、さてこれは異性愛なんだかなんなんだか。少女の体の主人公と友人との交わりは同性愛なのか。こうしたわけのわからない混乱した光景が本作品の魅力というかいけないところであろう。
要は、肉体的な性が不断にメタモルフォーゼを繰り返し、心もまた定まらず浮遊しているような、そんなエロスを感じないかということ・・・なんでしょうね。

○作者について
ほりほねさいぞうというたわけた名前の作者は、また同時に小瀬秋葉であったり掘骨砕三であったりするそうです。ハードなロリ、あるいはショタを中心に規制されたほうが良さそうな何か変なもん描いてるんだそうですよ?

ほりほねさいぞう『おんなのこくらぶ』「知的色情」巻頭‘02年8月光彩書房

COMMENTS

実は、本来高野文子の「棒がいっぽん」から『奥村さんのお茄子』をやる予定だったんですが、諸事情により当日勝手にネタを変更し、かつエロマンガにしてしまうという暴挙に出てしまいました。一体レポーターが何を考えていたのかは今となっては闇の中ですが、幸い参加者の方々は苦笑を浮べたり微妙なツラになったりしたものの不満を漏らしたりはしませんでした。

○出た意見
誰がこういうことを言った、というのを詳述しますと差し障りがあるかもわかりませんので、大体でいきます。
一人は「これは確かにエロいものかもわからん、俺も訓練すればなんとか」「それほどまずいものでもない」ということでした。
他の二人は「いや、どうでしょう」とか「むしろこういうのはイカン、という反面教師としての価値が」とか「俺ダメです」とかでした。すいません。
途中抜けした人は何言ったんだかよくわかりませんでしたが、なにやら腰が引けてる感じがしていました。

まさにこういうことをしてはいけないという反面教師のような読書会でした。
いずれやり損ねた高野文子のほうもやらせて頂きたいと考えています。以上読書会の報告でした。

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