開催日:2002/6/28
レポーター:大野
課題:田中芳樹「緑の草原に」(新潮文庫)
RESUME
この短編は「銀河英雄伝説」等で有名な著者の初期短編の一つである。厳密にはSFというにははばかられるかもしれない。ギミックとしてSFっぽいものを使ってはいるが、今読みかえしてみるとあとがきに書いてあるようにSFよりミステリの要素を強く感じる部分がある。そもそもこの著者がこのSF(?)短編を書いたのは、中国ものを書きたかったけど売れないからという理由であったという話もあるぐらいだし…。まあ、これは雑談。
脱線していってしまっているので話を本編のほうに戻すと、緑色の地球型惑星が発見されたがそこに行った調査隊は皆音信不通(だったかな?)になってしまう。そこに正体不明の主人公が調査隊の一員としてその惑星に派遣される。で、紆余曲折を経てその惑星の謎が解明される。こんな感じの比較的わかり易いストーリーが展開される。
この作品を取り上げた理由としては、実は自分はこの作品で二度「やられた」記憶が鮮明に残っているからである。よくよく考えればそのネタしか有り得ないのにネタが明かされるその瞬間まで全くもって気付けなかったのである。
でもって今回皆さんに問いかけたいのは、
・このネタどうだった?
・この人の文章どうだった?
・田中芳樹ってどうなの?
後追加として、これって古きよき時代のSF小説なんだよなぁ、と一言ぼやき。
※注 田中芳樹とは遅筆なことこの上なく、長編シリーズものを出すにもかかわらずなかなか完結しないということで有名(?)な作家である。
COMMENTS
感想:できれば全員に読んできてもらってからやりたかった。
とりあえず話したいことについては話しつくせたので個人的には良かったんではないかと思う。ただ田中芳樹はやはりマイナー過ぎたかな?